弁護士業務にFP(ファイナンシャル・プランナー)の知識・視点を生かす!

2014年07月01日 09:14 板橋俊幸

弁護士板橋です。

私は,弁護士登録後に必要性を感じたことから,FP資格を取得しました。世の中まだまだFPの認知度は低いと思われますが,世の中の全ての方に必要である,お金に関する知識が習得できます。

私は,弁護士として,特に借金問題や離婚問題に対応する際,FPとしての知識・経験を活用させていただいております。具体的には,現状の家計の見直し,保険等の見直し,将来のライフプランを見据えた貯蓄アドバイス等々です。弁護士としてFPとして,皆様の人生の新たな出発を応援させていただいております。

 

FP資格取得後数年経ってしまいましたが,昨年より,日本FP協会群馬支部のスタディグループ(SG)に参加しております。SGとは,毎月定期的に勉強会を開催し,FPとしての研鑽に努めている団体です。

先月は,SGメンバー内田政敏税理士による相続税改正についての勉強会でした。相続税計算の仕組み,平成27年から適用される改正点,具体的な相続税申告に纏わる業務について学ばせていただきました。

当然かもしれませんが,相続業務における税理士の視点と弁護士の視点の相違に新たな発見がありました。クライアントの為には,税務も法務もトータルなサポートが必要であることを再確認させられました。

 

 私の所属するSGには,独立型FP,税理士,社会保険労務士,生保・損保社員,保険代理店,介護事業所社員,宅建業者等々,実務の最前線で活躍されている多様な業種の方々がおります。ライフプランニングのみならず,人生をトータルサポートすることが出来るメンバーが揃っております。

 勉強会では,各種業界における内部事情や実務動向を学ぶことができ,弁護士業務に非常に役立ちます。SGメンバーは,弁護士にとって強力なパートナーです。

 

さて,平成26年7月5日(土)午後1時30分より,群馬県内の4つのSG合同の勉強会が開催されます。この勉強会では,板橋が講師をさせていただきます。テーマは 『「相続」について考える~「争族」の現状とFPの役割~』です。誰にでも起こりうる相続紛争について,弁護士の視点からFP業務に役立つ情報を提供させていただきます。

非会員の方も参加可能です。ご興味のある方は日本FP協会群馬支部のホームページをご参照下さい。(https://www.jafp.or.jp/tbb/?hojin_cd=910

 

  弁護士法人龍馬HP http://www.houjinryouma.jp